入澤友治、今度こそ勝負強く!!

9月4日に徳山で行われた「スポーツニッポン杯争奪戦」で入澤友治が約4年ぶりの優勝を飾った。関東のレース場は、昔からまくりが利く場が多く、そこを地元にする選手たちはカマシ策が得意だった。入澤もまくりが得意で、逃げに並ぶほどまくりでの1着が多い。今回も3コースから04のトップスタートを決めて鮮やかなまくりを決めた。

一撃の破壊力がある入澤だが、勝負弱さが玉に瑕でもあった。初優出したのは03年だが、そこから初優勝まで約6年を要した。その間優勝戦に乗っていないわけではなく、1号艇で優出したこともあった。しかし、ここぞの場面で失敗してしまい、結果的に17回目の優出でようやく初優勝をした(09年尼崎)。

これで悪いメは断ち切れたかと思いきや、まだまだ勝負弱さが払拭できたわけではなかった。今度は4年間で13連敗してしまった。結果、現在まで31優出して2優勝。

最近はA2級とB1級を行ったり来たりしているが、過去にはA1級に昇格したこともある実力者。今期はここまで6.05とA1級が視野に入る位置にいる。今度こそ優勝戦での勝負強さを身につけることができるだろうか。

9月2日から8日に行われた優勝戦の結果は以下の通り。

＜優勝者一覧＞