本命場の住之江に異変あり?

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

住之江といえば、インが強く本命決着が多い場だ。しかし、最近は荒れ傾向になっているのは見逃せない。集計期間中の万舟率は33%と高い数字を示している。この開催は予選で男女に分かれて、それぞれレースが行われたため、女子のレースで波乱が出たかと思われがちだが、意外とそうでもない。

4日間終了時点でインコースの1着率が29%しかなく、逆に3コースが21%、4コースが27%とセンター筋が猛威を振るっている。このセンター3、4コースの回収率が130%超えとなっており、まさに穴党が楽しめるシリーズだ。

最近の住之江は、今大会ばかりではなくイン勝率を大幅に落としている傾向にある。

住之江イン勝率

1月 55%

2月 58%

3月 55%

4月 61%

5月 51%

6月 51%

7月 43%

8月 48%

新期の5月以降からイン勝率が下がり気味で、7月には43%まで落ち込んだ。7月の全国平均は46%と住之江が全国平均より低いのは少し「妙」とも言える。夏場はイン勝率が落ちるというセオリーもあったが、最近は夏場でもイン勝率はほとんど落ちないというデータが出ている。さらに住之江はナイターなので、他場よりも暑さの影響をそれほど受けないはず。つまり、単に夏だからという理由ではなさそうだ。番組かあるいは3月末に切り替わったエンジンが影響しているのか判断はまだつかないところだが、いずれにしても明らかに住之江の傾向が変化しているのは確かだ。「本命場」のイメージが極めて高い住之江だったが、今後は少し注意したいところ。