江口晃生がV5で弟子にエールを

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江口晃生が1日、芦屋「匠シリーズ第2戦」で優勝を果たした。ベテランを集めたシリーズで、名人・江口の本領発揮といったところだろう。奇しくもこの約6時間後に、弟子である毒島誠がMB記念優勝を成し遂げることになったわけだが、師匠のVは「お前も頑張れ」と言わんばかりの無言の応援メッセージとなったのかもしれない。

江口はお盆レースの優勝に続く連続優勝で今年のV数を「5」に伸ばした。好調群馬支部をけん引する江口、すでに来年の総理杯切符は名人戦優勝で手にしているが、2007年以来久々の参戦となる。総理杯以外のSGも2008年を境に数えるほどしか出場できていない。今年は名人戦Vで笹川賞に出場を果たしているが、今年もこの1回で終わる可能性が高い。

それでも、昨年の山崎智也の賞金王、今年の毒島のMB記念制覇など後輩に刺激されたのか、江口もまた、最近は好調モードだ。来年からは総理杯を皮切りに再びSG戦線に顔を出す可能性はある。名人戦世代となった江口だが、まだまだ老け込む年ではないはずだ。

<優勝者一覧>