実は自信があった~津周年表彰式~

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津で行われた「GIつつじ賞王座決定戦」(61周年)は地元のエース・井口佳典が、6号艇で5コースから貫禄のまくり差しを入れて優勝した。ここでは井口の喜びの声をお届けしよう。

司会:いや~、しびれるレースでした。

井口佳典:ありがとうございます。実は自信があったんですよ。朝整備して、全体的に底上げができていたので、雰囲気はありました。

司会:進入に関しては?

井口:スタート展示では、抵抗されたら6コースに行こうかと思っていたんですけど、なんか無視されていたので(笑)、勢いで入ってしまいました。

司会:本番はスローの5コースになりました。

井口:5コースが取れそうだったんでね。6コースでもよかったんですけど、どっちにしても結果は一緒でしたけどね。

司会:スタートはコンマ18。1Mは狭いところをこじ開けてきました。

井口:たまたまいいところに入れてよかったです。

司会:たまたまですか!?

井口:いや、展開通りですけど、入れてよかったです(笑)。

司会:福島(勇樹)選手を捕まえられる感触はあった?

井口:ターンに入るところあたりで、福島とはラップになると思っていましたよ。

司会:1月の東海地区選手権を優勝しているので、地元のGI戦は連続優勝となりました。

井口:そうですね。11月にチャレンジカップがあるので、それで3連続Vを目指しています。やりますよ!!

司会:やはり地元では1走たりとも負けられませんもんね。

井口:5月のGWでドリーム戦と優勝戦の1号艇で大敗しているので、気持ちを入れて今節来ましたから。

司会:GWの分も取り返せましたね。

井口:11月に勝ったらそう言いたいと思います。

司会:つつじ賞はこれで3回目の優勝です。

井口:松井(繁)さんは何回でしたっけ?

司会:5回です。

井口:じゃああと3回は頑張ります!!

司会:賞金ランキングはこの優勝で5位ぐらいまで上がりました。

井口:そうですか、まあまあいけましたね。

司会:2位には新田雄史選手がいます。

井口:彼には勢いがあるんでね。その分僕には地力がものすごいあるんでね、もう捕らえましたね。

司会:新田選手の活躍については?

井口:記者さんにもよく聞かれるんですが、後輩が頑張っているからと「僕も負けないぞ」という感じではないんですよ。僕自身は前しか見ていないので。だけど、師匠としてはすごくうれしいですよ。

司会:11月のチャレンジカップへの意気込みを。

井口:これでようやく見えてきたというか……、舟足が悪くてもここまで優勝することができたし、自信はあります!!

司会:今節全体を振り返ると?

井口:心が折れずに6日間頑張れました。もし折れていたら、体重も増えていたでしょうね。

司会:次はオーシャンカップです。

井口:今年は賞金王を目指して一走一走頑張っていくということ。そして11月のチャレンジカップ、ファンの皆さんの声援で優勝できると思っているので、ぜひ応援をよろしくお願いします。