芦屋の女子V戦はインとカドのガチバトル

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芦屋で行われている男女W優勝戦は24日最終日を迎える。12R・女子の優勝戦は近況上昇気配がうかがえる面々がそろって熱戦ムードとなった。インに構える鎌倉涼が大本命を担うが、イキのいい竹井奈美が4号艇とあって少々波乱含みと言ってもいい。

一時、スランプに陥っていた竹井だが、このところ復調気配を見せており一発ムードが漂う。攻めるタイプの選手で、特に4コースを得意としている竹井にとっては願ってもない枠だろう。イン以外ではこの4コースの1着率が抜けている。今節も3回4コースを走って1着2回、2着1回と得意ぶりを発揮。

一方、竹井の攻めを受けて立つ立場の鎌倉だが、こちらもインの1着率を最近上げている。以前は少し苦手にしていたところもあるが、最近ではインコースの取りこぼしがほとんどなくなってきている。今節は4戦3勝で取りこぼした1走は完全に外にスタートでやられたケースで仕方ないところもあった。それ以外はほとんど完璧といっていい内容の逃げだった。

こうなるとイン鎌倉とカド竹井の力勝負という様相がかなり強まっているわけだが、あとはスタート、展開次第ということになりそうだ。鎌倉は今節4回イン戦を走っているが、ややスタートがばらついているのが少し気になる。逆に竹井は4コースの場合はメイチのスタートを切ってくることが多い。2、3コースの福島陽子と佐藤幸子はスタートを行くタイプではない。となれば、中ヘコミになる可能性は十分ありそうだ。鎌倉にとっては、楽な1号艇とはならないはず。それを踏まえた上でも興味深い注目の優勝戦だ。