福岡は3コースまくりが狙い目

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

全国屈指の難水面である福岡の最大の特徴は3コースにある。その1着率は19.9%もあり全国で最も高い。全国平均が14%なので、その高さがお分かりいただけるだろう。当然のことながら、当地ではこの3コースがレースのカギを握ることが多い。

肝心のインコースだが、もともと福岡は全国でも弱い部類。新制度になってから上昇してはいるものの、やはり全国平均を大きく下回っている。たとえ記念でもそうやすやすとは逃げ切れず、常に波乱がつきまとうと言っていいだろう。さらには1マークはうねりも出やすく、選手を悩ませる要因にもなっている。

インが弱い割にはカドの4コースは利きづらいのも特徴的だ。ピットから2Mまでの距離が異常に短い福岡はダッシュするメリットが少ない。助走距離が取れない分、カドに引くうま味はあまりないのだ。そんなこともあって仕掛けるのは4コースではなく、カド受けの3コースになることが圧倒的に多い。

その3コースの決まり手の多くはまくり。普通、3コースはまくりとまくり差しの比率が半々ぐらいだが、福岡はまくり差しの倍もまくりが決まる。結局のところ、仕掛ける3コースにインがどう対抗するかが舟券の要になる。まずはインと3コースの比較から入っていくのが良いだろう。また、2コースのスタート力も大きなポイントになる。インの壁になるかならないかは極めて重要だからだ。スロー3艇をまず見極めて、レース展開を推理するのが福岡では有効になる。外はやや苦しく、狙いづらいが、絡むパターンとしてはレース足が良い選手の2、3着付けに妙味がある。