~万舟~桐生1Rシード番組は穴党向き
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8日、桐生1Rで4号艇シードの大本命・瀬尾達也が大敗し大波乱となった。1着・西舘健、2着・齋藤達希、3着・中村格で2連単は2万円台、3連単はなんと26万2930円という超高配当が飛び出した。これは桐生における歴代第3位の記録。
桐生1Rはシード番組であるが、一般的な1号艇シードではなく4号艇にA級のシード選手を入れることで他場と差別化を図っている。「一攫千金レース」と銘打たれたこのレースは、本命のシード選手からがっつり勝負するのも良し、あるいはシード選手を切って大穴狙いをするも良しという趣旨で、今回はまさに後者だったわけだ。4号艇がシードということで、1号艇シード番組よりも波乱は出やすくなっているのは桐生1Rの面白いところでもある。
実際に桐生1Rの4号艇シード選手の信頼度(1着率)は39%と微妙な数字。一般的な1号艇シード番組の信頼度は軒並み70%を超え、大村だと85%もあるのだ。下記の配当分布を見てもかなり波乱要素が強いことが分かる。
桐生1Rの配当分布
100~990 7.2%
1000~1990 24.7%
2000~2990 17.5%
3000~4990 16.5%
5000~9990 11.3%
万舟 22.7%
平均配当 1万240円
平均配当が1万超え、さらに3桁配当もシード番組にしては異常に低いものだ。万舟率も高く、表向きはシード番組だが、完全に穴党向きに思える。さて、そんな桐生1Rの攻略法は2コースと5コースにあるようだ。4号艇シードの仕掛けに乗る5コースは割と単純なロジックだが、2コースは少し上級者向けか。要は4号艇シードが仕掛け損じた時に2コースが浮上するケース。なぜ1コースじゃなくて2コースかというと、番組的に1号艇には弱い選手、あるいはエンジン気配が悪い選手を入れる傾向が強いからだ。8日のケースもまさにそんなパターンで2コースが勝利した。穴党は是非、桐生の1Rに注目してほしい。
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