鈴木茂正が名人戦世代の仲間入り

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

8日に48歳となる鈴木茂正が「晴れて」名人戦世代の仲間入りを果たし、来年の名人戦出場資格を得た。名人戦に出場するメンバーは年々若返りし、今年も初出場の江口晃生が優勝したようにバリバリのA1級が活躍する大会になりつつある。鈴木もまだ名人戦世代のイメージが全く湧かないが、それでも出場資格を得ているわけで、すでに今年2月に始まっている来年の名人戦選考のランキングでは現在17位につけている。

さて、肝心の鈴木の近況成績というと、今年に入って上昇ムードにあるといえる。前期は4期ぶりのA2降格となってしまったが、来期はA1返り咲きが確定している。今年3優出1優勝も上々だが、何よりも1着率が上がっているのが調子のいい証拠だろう。好調の理由のひとつにスタートが切れている事が挙げられる。鈴木のここ数期の平均STは0.17だったが、前期は0.16、最近はさらに0.15まで上げてきている。年々選手のスタートが早くなってきているのは、艇界全体の流れだ。A1級の高いレベルを維持するためには0.17では少し厳しい現状でもある。それが理由でスタートを早くしているのかは分からないが、少なくとも意識してスタートを行ってる事は間違いない。スタートはやはり競艇では何よりも重要なのだ。