新鋭戦無敵の秋元哲がF…

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

27日、桐生新鋭リーグ第19戦の3日目で秋元哲がフライングを切った。新鋭リーグはここまでV4と無敵の強さを誇ってきた秋元だが、4月の宮島新鋭リーグ戦後は3節連続の予選落ちを喫していた。その流れを断ち切るべく臨んだ今節は初日から3連勝、波に乗りかけた矢先だっただけに手痛い勇み足だったと言える。このフライング休みで新鋭王座など大きなレースに引っかかることもないのは幸いだった。

ただ、秋元のリズムダウンも気になるところ。1本持ち自体はそれほど影響がないのかもしれないが、ここ数節のリズムの悪さは今後に響く可能性はある。

ここまで新鋭リーグで、埼玉勢は破竹の勢いを見せてきた。今年に入ってからも、11戦行われたリーグ戦で、埼玉勢はなんと半分を超える6優勝を飾っている(桐生順平がV3、秋元がV2、黒井達也がV1)。第13戦から第17戦は埼玉勢が5連続で優勝をさらうなど、もはや他県の選手が止められない状態と言ってもいいくらい埼玉の強さは際立っていた。

同県の選手が活躍すれば、当然自分もという気持ちになるはず。ここまで埼玉の新鋭はそうやっていい流れを作ってきた。となると、秋元が今回のフライングでリズムを崩せば、周りに嫌な影響を及ぼす可能性は少なからずある。桐生の笹川賞もそうだ。1号艇で優出したことを良しとするか、1号艇で負けてしまったことをマイナスと取るか…。いずれにしても今後、埼玉勢がこれまで築いてきた勢いをキープできるかは、秋元の今後の成績にかかっているのかもしれない。