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平和島で行われた「GIトーキョー・ベイ・カップ」(59周年)は、見事に展開を突いてまくり差した平石和男がGI10回目の優勝を果たした。ここでは表彰式の様子をお届けしよう。
司会:最後にやっと先頭を走ることができました(編注:平石は予選・準優未勝利だった)。
平石和男:そうですね、帰り気をつけます。雷に打たれないように(笑)。
司会:昨年あたりはちょっと成績が残せない時期もありましたが、近況は地元ゴールデンウィークで優勝するなど上向いていました。
平石:加藤峻二さんが最年長優勝記録を作られたので、それにあやかろうかなと思っていたら、うまくいきましたね。
司会:エンジンに関して正解が出たのは?
平石:4日目ですね。3日目までは準優に乗ったとしても「やばいなぁ」という足で、大幅に調整を変えてみました。
司会:準優勝戦では強風の中でも強めでした。
平石:そうですね、他の人は風にあおられたりしていたんですけど、自分はそういうこともなくしっかり乗れたんでね。
司会:今日は風はやみましたが、雨が降るというコンディションに。
平石:試運転した時に重さが目立っていたので、プロペラとニードルの調整をしました。それで乗りやすさもきて、なんとかなるかな…と。
司会:優勝戦に関しては?
平石:スタート展示で智也に押さえこまれそうになって、本番で同じくらいのピット離れをされたら、大外になるかもなって思いました。
司会:スタートタイミングは15。全速?
平石:いえ、風が強くなってきてたんで、様子を見ながら行きました。
司会:1Mに関しては?
平石:掛かりは来ていたので、追い風が吹いても展開さえ向けば勝負できると思っていました。1号艇が初優勝がかかる人だったんで、まぎれもあるかなとは思っていましたけどね。
司会:勝利の確信は早かったのでは?
平石:そんなこともないです。入る瞬間は「よっしゃ」って思ったんですけど、一瞬もたついたんでね……。バックは後ろのてっぺいちゃんに伸びられるかなと思っていましたが、ギリギリ舳先がかからなかったので、2Mを先に回らせてもらいました。
司会:これで通算47回目、GIは10回目の優勝です。
平石:こんな俺でも優勝できるんですね(笑)。
司会:新プロペラ制度が始まって1年が経過しました。
平石:途中で正解が出てて、対応できてるなと思っていたものの、去年の9月くらいにどん底を味わいましたね。一時はA級さえ危うい状況になったんですけど、今後もこれが続けられれば大丈夫かなと思います。
司会:今後の目標は?
平石:賞金王? それはもちろん念頭に置いているのですが、それ以上にSGを取りたいですね。10年前に一度勝ったきりなんで。
司会:昨年は山崎智也選手が賞金王に。埼玉の顔である平石選手も!!
平石:俺が埼玉の顔じゃ困るんですよ。もう46歳ですし。もちろん、頑張る気ではいますけど、全体の底上げができて、埼玉みんなで暴れたいですね。
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