リズムは申し分ない~若松周年表彰式~

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

若松で行われた「GI全日本覇者決定戦」(61周年)は大波乱の幕切れ。先頭を走る前田将太に吉田弘文が競りかけ、両者転覆。難を逃れた齊藤仁がGI2度目の優勝を果たした。ここでは齋藤の表彰式での様子をお届けしよう。

司会:去年の桐生に続いてGI2度目の優勝。

齊藤仁:結果としては嬉しいんですけど、レース内容的には素直に喜べない部分もありますね。

司会:そのレースを振り返ります。スタートに関しては?

齊藤:スタート展示の感触が良かったので、そのタイミングでいきました。周りよりは遅れていますが、全速でいきたかったので、自分なりにはいいスタートだったのかなと。

司会:1Mに関しては?

齊藤:外に伸びられることはなかったんですけど、3コースの重成さんのまくりにちょっと乗っちゃいましたね。

司会:バックで前田選手と吉田選手が接触します。その瞬間を間近でご覧になったかと思います。

齊藤:はい、見えました。非常に危険なシーンだったので、二人は大丈夫かなと思いながら走っていました。ただ、先ほど聞いたところによると、二人とも大きなケガはしていないということだったので、安心しました。

司会:今節を振り返って。

齊藤:初日は不安な面もあったんですけど、2日目にプロペラ調整をして、日に日に良くなってきたと思います。

司会:優勝戦直前までプロペラ調整をしていたとのこと。

齊藤:良く言えばそうなんですけど、仕事が遅かったともいえるわけで…。もっと早く仕上げたかったです。

司会:優勝戦はリラックスして臨めましたか?

齊藤:同期もいましたし、先輩、後輩に恵まれて、いい状態でレースさせてもらいました。

司会:今年は総理杯で優出、この後はグラチャンを控えています。

齊藤:リズムは申し分ないくらいいいですけど、とりあえず今日はゆっくりしたいですね。

司会:今日は博多で祝杯ですか?

齊藤:そうですね、同期と先輩がいてくれるので、(酒を)浴びたいと思います(笑)。