新人の水神祭がド万舟になるわけ

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期間中(4月8日~14日)の高配当ランキングを見渡すと、シード番組が3つ(唐津3R、同1R、三国1R)ランクインしている。

唐津のふたつは4月8日、1Rと3Rでのもので、1Rは福岡の109期・楠本晃嗣が大外からまくり差しを決め、デビュー後161走目にして水神祭を飾ったレース。3Rのほうは未勝利ではないが、佐賀の110期・北川太一が地元の先輩である三井所尊春をまくり差しで沈めて金星を挙げた。

最近の新人選手は、デビュー後100走以上で水神祭を挙げる選手も珍しくない。それはB2だから、新人だからと安易にシード番組の員数合わせに使われることが多いから。一人飛び抜けた力を持った選手がいると、それだけで勝つ確率が大幅に下がる。そうでなくても大外勝率はわずか2.8%(直近半年)しかないのに、番組でも厳しいところに入れられれば、勝てないのはある意味当然の流れといえよう。こうしたことから、たいていの新人の水神祭は、爆発的な高配当になる。