尼崎の大勝負は11Rの「1」から!

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

新ペラ制度になって尼崎は、以前にも増して本命サイドの決着が増えている。イン勝率が47.3%と高いことが影響しているのはもちろんなのだが、まくりが利かなくなっていることも大きい。もともとまくり差しも少ないのだが、いわゆる「攻め系」の決まり手であるまくりとまくり差しがこれだけ減れば本命寄りにシフトするのは必定だ。

となれば、舟券の基本戦術は当然イン主体になってくる。ただ、それは大局的に見ての話で、レース番号順に見ると番組の傾向は多少の違いが出てくる。

『R別のイン1着率』

1R 38.1

2R 35.3

3R 38.8

4R 27.4

5R 47.1

6R 44.0

7R 45.2

8R 51.8

9R 55.3

10R 56.0

11R 69.0

12R 62.7

まず目に付くのは4Rだけ異常にイン1着率が低いこと。1~3RはオールB級戦が多いのだが、4RあたりからA級が入ってくる。しかもそのA級が1号艇ではなくセンター枠に組まれることが多い。そのため、4Rだけはインが異常に弱くなっているのだ。

5R以降は徐々にイン勝率が上がっていく。11Rをピークにして12Rで少し勝率を落とす。これを見る限り、尼崎で一番信頼できるインは11Rということになる。ただ、なぜ12Rではなく11Rが一番高いのか? という疑問を持つ人もいるだろう。シリーズの主力が12Rのインに居座るのだから一番は12Rだろうと思うのが普通だし、事実そういう場も多い。ただ、尼崎は少し番組に「味付け」をしいる。