獲れると思っていなかった~鳴門周年表彰式~

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鳴門で行われた「GI大渦大賞」(60周年)は、地元の林美憲がインから力強く押し切り、人気に応えた。ここではその表彰式の模様をお届けしよう。

司会:今の気持ちは?

林美憲:獲れると思っていなかったので、なんだか変な感じですね。だけど、なかなか優勝できるものではないので、嬉しいです。

司会:今回は60周年という節目。そして来年から鳴門は護岸工事のため、2年間開催が行われません。

:地元の誰かが取れたらなぁとは思っていましたけど、それが自分で良かったです。

司会:優勝戦は1号艇が回ってきました。

:朝から追い風が強くて、この風はインが弱いからちょっと嫌だったんですけど、しっかりスタート行けたことが勝因だと思っています。

司会:コンマ12のトップスタートを決めました。

:エンジンが出ていたんで余裕ありましたね。

司会:エンジンの仕上がりに関しては?

:前検はそれほどではなかったんですけど、初日は力強くて、そこからどんどん良くなってきました。

司会:地区選以来のタイトルで、周年は初めてです。

:うん、嬉しいです。

司会:これで来年の尼崎総理杯の権利も獲得しました。

:そういえば、考えてませんでした。

司会:最後にファンのみなさんへ。

:優勝できたのはファンの皆さんと先輩のおかげだと思っています。これからも鳴門ボートをよろしくお願いします。