蒲郡は3コースまくり差しが妙味

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「イン」か「カド」。かつての蒲郡はそんな図式になっていたのだが、ここ数年、とりわけ新制度になってからはその傾向はだいぶ薄れてきている。というのも、明らかにまくりが決まりにくくなっているからだ。全国的な流れではあるが、まくり減少が当地にも大きく影響を及ぼしている。

エンジンが変わったことでイン勝率はさらに上昇気配をみせており、インかカドというよりも完全にイン主体になってきた。とはいうものの、波乱が少ないわけでもない。むしろ、平均配当自体は新制度前よりも上がっているくらいなのだ。ド本命の番組をあまり組まなくなってきている。ただ、その波乱もかつてのようなカドが攻めるという展開ではなく、3コースからのまくり差しが多くなっているようだ。現状ではダッシュしても伸びていかない。ならば、カド受けとなってもコースの利の分、スローでも3コースの方が有利なのは自然な流れ。助走距離を取れるか取れないかよりも、全速でスタートを決められるかがより重要というわけだ。そんな意味でも節間でスタート勘が合っている選手が3コースならば狙う価値は十分あるだろう。