引退するまでに一度は勝ちたかった~住之江周年表彰式~

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住之江「GI太閤賞」(56周年)は、地元の丸岡正典がGI2度目の優勝を果たした。地元のGI優勝が目標だったと語った表彰式の様子をお届けしよう。

司会:スゴイ歓声ですね。

(丸岡正典が泣くようなしぐさを見せて)

司会:泣いてますか?

丸岡正典:泣きそうです。目に何も溜まってないけど? 心で大泣きです(笑)。

司会:レース前、緊張しましたか?

丸岡:緊張しました。

司会:人気も背負っていましたからね。

丸岡:ホッとしました。

司会:舟足に関しては?

丸岡:これで負けたらしばらく勝てないだろうと思うような仕上がりでした。

司会:あとは自分のハートとテクニックだけと?

丸岡:そうですね。

司会:スタートはコンマ17でした。

丸岡:フライングはできないので、ギリギリの仕掛けをしたつもりでしたが、ちょっと遅かったですね。

司会:進入はスタート展示と変わりましたが、影響はなかった?

丸岡:自分のわかる位置から行くつもりだったので、問題ありません。

司会:1Mに関しては?

丸岡:4番(吉田拡郎)が見えて、一瞬どうしようってなったんですけど、ターンマークだけ見て、冷静に回ったつもりです。とにかくエンジンに助けられましたね。

司会:今回の優勝は価値があると思います。

丸岡:引退するまでに1度は勝ちたいと思っていたタイトルなんで、こんなに早く勝てるなんて、幸せです。

司会:やっぱり住之江のGIは格別ですか?

丸岡:そうですね、ここで優勝できないんじゃないかと思っていたくらいなんで、良かったです。

司会:今年の目標は立てましたか?

丸岡:年末の12人に残ることと、ここ(住之江)で優勝することです。

司会:ひとつは達成しましたね。ところで、12人に残れればいいんですか?

丸岡:まぁ、それは残ってからです。とりあえず残ることが大事です。

司会:最後にファンのみなさんへ。

丸岡:強い先輩と後輩に挟まれて、丸岡はもっと強くなれると思います。これからも応援してください。