“らしさ”が戻ってきた平和島

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3月には今年の第1弾SG、総理杯が行われる平和島。新ペラ制度と統一エンジンが導入された直後は、“平和島らしさ”に陰りが出て、インが強くなる傾向に傾きかけた。しかし、ここ半年の成績では、新ペラ導入以前と比較してもイン勝率はほとんど差がなくなり、“平和島らしさ”が戻ってきた。

当地は阿波勝哉澤大介らの活躍もあって、チルト3度にすれば伸びると認識されている。それゆえ、まくりが利くと思われがちだが、本来はバックの内側が強烈に伸びる差し水面である。同じ東京の多摩川と比較して、“平和島は差し水面、多摩川はまくり水面”と地元ファンの間ではくっきり棲み分けられている。

直近半年ではその傾向が特に顕著になり、まくりやまくり差しが若干減って、差しの強さが増した。これだけまくりが利きづらくなっている以上、舟券は差しを念頭に置いて、内側が残るような作戦を立てるのがいいのではないだろうか。

エンジンに関しては、機力差が大きい。64号機は唯一2連対率50%を超えているエース機で、出足の強さが特徴。そして注目は2連対率2位の22号機。とにかく伸び足が強力に仕上がり、展示タイムの順位2.05は破格の数字。ダッシュ戦が得意な選手がこれを引いた時は要注意だ。