鳥肌が立った～近畿地区選表彰式～

三国で行われた「GI近畿地区選手権」は、中島孝平の見事なカドまくりが炸裂し、地元でタイトルを獲得した。ここでは中島の喜びの声をお届けしよう。

司会:素晴らしいレースでした。

中島孝平:ありがとうございます。

司会:気分は最高じゃないですか?

中島:はい。

司会:優勝戦を振り返ります。川原正明選手が意表の前付けで2コースになり、中島選手はカドを選択しました。

中島:(川原の動きに対して)あっ、やばいなと思ったんですけど、もう入れない位置にいたので、カドに引こうと思いました。

司会:川原選手の動きは想定できなかった?

中島:折り合いがつくかなと思っていました。だけど、川原さんが動いているなとわかった時には、ちょっと慌てたんですけど、もう無理っぽかったので…。

司会:スタート展示はスロー、本番はカド。勘のズレはありませんでしたか?

中島:タイミングが08だったと聞いたんですけど、勘とは違いますね。僕の中では10～15で、全速で行けるなと思っていたので、少し早いですね。

司会:1Mに関しては?

中島:スタートした瞬間に内がいなかったので、そのまま締めて行きました。

司会:丸岡選手が肉薄しましたが?

中島:差されるかもと思いながら、余裕があったので落として回りました。

司会:優勝を確信したのは2M回って以降?

中島:そうですね。

司会:1節間を振り返って。

中島:今節はエンジンに助けられましたね。

司会:これでGIは6度目の優勝。いいスタートが切れましたね。

中島:そうですね。

司会:表彰式が始まる前、「孝平コール」が起こりました。

中島:鳥肌が立ちました。

司会:昨年はわずかの差で逃した決定戦。今年にかける意気込みは?

中島:最終的な目標は賞金王なんですけど、僕は波があるので、悪い時期を無くすように一走一走大事に走りたいと思います。

司会:ファンのみなさんへ。

中島:これからも記念が続きますが、優勝を目指して頑張りますので応援よろしくお願いします。