準優のひとつは荒れる!?
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平山智加の歴史的快挙で幕を閉じた尼崎の「GI近松賞」(60周年)。優勝戦、記念ウィナー5名を相手に堂々の逃げを打つ平山の走りに熱くなった人も多いだろう。
そのシリーズの準優勝戦は、10Rと11Rは3連単2160円と1390円という順当な結果に収まったが、12Rで11万4760円の大万舟が飛び出した。このレースは地元で予選トップ通過を果たした吉田俊彦が人気を背負ったが、寺田祥と道中激しく競り合い、その競りに乗じて人気薄の山本隆幸が浮上し逆転した。山本~寺田~吉田の6-3-1で2連単は30番人気で3万1590円、3連単は105番人気だった。
人気が分散しやすい記念戦で、ここまでドでかい配当が飛び出すことは珍しいが、成績で枠番が決まる準優勝戦は予選よりも人気が偏りやすい。そのため、1号艇が負けたり、6号艇が絡むだけで配当が跳ね上がる。
競艇には昔から「準優のうち、ひとつは荒れる」とよく言われている。本命・本命と続き、低配当に辟易したら、この格言をもとに一発大きな穴を狙ってみるのも悪くないかもしれない。