全国で唯一、正月遠征で優勝した白石浩二
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11日の若松で2013年の正月戦がすべて終了し、優勝者が出揃った。昨年のMVP・山崎智也は賞金王Vの勢いのままに桐生の正月戦で優勝した。山崎の地元戦(正月やお盆など)Vは、11年GW以来で、正月に限定すると06年以来実に7年ぶりの優勝となった。
この山崎のように、各地のエース級が順当に優勝した場が多かった中、琵琶湖は遠征の伏兵が結果を残した。優勝戦のメンバーは、1号艇から馬場貴也、谷川祐一、白石浩二、倉谷和信、守田俊介、深井利寿。スピードスターの馬場をはじめ地元勢が4人、それに白石、倉谷ら遠征勢が挑む構図となった。
スタートを決めたのは馬場と谷川のイン2艇。特にこのレース初優勝が懸かる2コースの谷川はコンマ03のトップスタート。ここから思い切ってレバーを握るが、インの馬場も引き下がれない。両者がまともに競り合うかたちとなり、共倒れの格好に。そこを「待ってました」と差し込んだのが3コースの白石。後続も次々と差しハンドルを入れたが、パワー上位の白石が冷静に2マークを先取って優勝を決めた。そして2着に倉谷が続き、遠征勢のワンツーとなり、2連単8210円、3連単3万6580円のお年玉配当が飛び出した。
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