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3日、多摩川一般戦「24レース場対抗戦~Battle of 24~」で阿波勝哉がチルト3度で見事大外からまくって優勝を果たした。阿波にとっては新制度になってから初の優勝となったわけだが、ここまでの道のりが厳しいものだっただけに、本人にも嬉しさよりもホッとした様子が見て取れた。
新制度になってからは、外の伸びがかなりなくなったため、チルト3度を使う阿波は苦戦を強いられていた。阿波以外のチルト3度使いにも同様に厳しい制度変更になったといえる。
それを裏付ける「事件」が10月24日に蒲郡で起きた。出場していた阿波の直前情報が発表された時、場内はどよめいた。目を疑う「チルト-0.5度」だ。
誰よりもチルト3度に思い入れがあるだろう阿波がそれ捨てたという事実は、いかに新制度では伸びが来ないかということを示している。続く平和島ではついに節間通してチルト3度を1回も使わなかった。
チルト3度を「もうやめるのでは?」。そんな声も聞こえてきたが、阿波は多摩川3日目で3度の封印を解き、見事にまくって1着。その後も優勝戦を含めて3度を使い続けた。初日からの3走はヤマトのペラでしのぎ、その間に平行して3度仕様のナカシマを調整をし続けた。それはまさに「二刀流」といったところだろう。本来はナカシマ1本で仕上げたいところだが、それでは序盤での大敗が響いて準優や優勝戦に間に合わない。苦肉の策ともいうべき前半のやまと仕様なのかもしれない。ただ、現状ではこの二刀流は有効かもしれない。大外に出る阿波にとっては準優、優勝戦の「枠番」は問わない。とにかく乗れればいい。そのために、序盤で着を拾うチルトマイナスもありだろう。
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