松野京吾が現役最年長A1へ

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12日に56歳となる松野京吾は前期の勝率を6.33とし、24期連続でA1級を守った。これによって来年1月から適用される級別で、松野は最年長A1となる。現在の最年長A1は57歳の藤井定実だが、残念ながら来期はA2級に落ちることが確定しており、最年長A1の座は松野に譲る格好となった。また、現在50歳以上のA1は13人で、来期は今のところ11人になる予定だ。

50歳以上で、勝率トップは今村豊(51歳)で7.65、2位は西島義則(51歳)で7.12。7点オーバーはこの2人だけ。3位の日高逸子(51歳)は6.89で女子選手唯一のA1となっている。また、松野、今村に加えて来年7月に50歳を迎える岡本慎治(A1級)も含めると山口勢のベテランの強さは際立っているといえるだろう。

松野は5、6コースにはほとんどと言っていいほど入らない。ベテランらしい内主体のレースでインコースの1着率は約60%と高く、最も進入回数の多い2コースでも3連対率63%の安定感を誇っている。斡旋はほぼ一般戦のみだが、この安定感の影響もあって人気になることが多く、回収率は38%と極めて低い。舟券的には信頼できるのだが、儲けるには難しいといえるか。松野から狙うよりも、どこで人気の松野が負けるかを探った方がむしろオイシイ舟券を取れるのかもしれない。ただ、地元ではめっぽう強く外しどころはほとんどない。相性の悪さで言えば、関東でやや成績が振るわないところもあるので、松野を外すとしたら関東に遠征してきた時だろうか…。