下関
野添貴裕ら“花の69期生”のプロ意識
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
10月18日に40歳の誕生日を迎える野添貴裕は花の69期生の一員である。同じ大阪支部の田中信一郎(3556)、太田和美(3557)とは登番が並んでいる同期生で、デビュー当時から注目されていた。
野添に同期との仲を聞くと、「仲はいいですよ。だけど僕らは現場でプロペラを見せあいながら、ああだこうだと話すことはまずないです。もちろん誰かが困っていればアドバイスをすることはありますが、ハナから協力し合うようなことはしません。特に和美はそういうのを嫌います」(本誌10月号「今日はのもまい」より)と、非常にプロらしい発言をする。
実はこれには伏線があって、持ちペラ時代はみんなで協力してプロペラの精度を高め合うという風潮が少なからずあった。しかし、水面ではみんなが敵である。にもかかわらず、陸の上では協力し合っている“なぁなぁな関係”を良しとはしないトップレーサーはたくさんいた。「新制度では、その部分がフラットになり、技術や調整力の勝負になるわけですよ」と野添は話す。
現状では太田が抜きんでた存在だが、「僕らの年代もやれるんだなと再認識させてもらったので、もう一回SGに行きたい」と刺激を受けている。「男は40から」とは、数年前に艇界で流行した言葉。野添の復調に期待しよう。
10月17日から23日に誕生日を迎える選手は以下の通り。
誕生日当日に出走予定の選手は9名。
17日
白水勝也 芦屋GI最終日
18日
野添貴裕 多摩川2日目
岸恵子 下関最終日
永田秀二 びわこ3日目
金子賢志 びわこ3日目
20日
伯母芳恒 浜名湖2日目
21日
能見稔 蒲郡2日目
22日
古結宏 宮島最終日
川尻泰輔 蒲郡3日目