快走から一転、まさかの転覆に散った木下翔太

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9月17日に常滑で行われた「日刊スポーツ杯争奪第22回マリンキング決定戦」は勝野竜司が恵まれて今年2回目の優勝を果たした。しかし、これはフライングによる前退きではない。

このレースの出場選手は1号艇から木下翔太勝野竜司市橋卓士下出卓矢大塚浩二、荘林幸輝。21歳の木下から57歳の荘林まで、年齢のある優勝戦となった。人気はこのシリーズで初準優出・初優出を果たした1号艇木下と、SG覇者の勝野が分け合い、レースが始まった。

進入は外の動きがなく、108期の新兵・木下が難なくインを取り切った。そしてスタートは大外の大塚がやや立ち遅れたが、他は1艇身程度のSを決めた。ほぼ横並びの隊形になると、インが絶対的に有利だ。1Mは木下が力強いウィリーモンキーで駆け抜け、後続を一気に引き離した。この瞬間、誰もが木下の初優勝を確信したことだろう。