レース傾向が激変した蒲郡

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新プロペラ制度導入後、全国的にインコースが強くなっているが、ここ蒲郡もその流れに乗っている。新制度になる前から全国平均並にインは強かったものの、数字以上にダッシュ戦の強さが際立つ水面だった。それは伸び足を仕上げた選手が活躍していたから。

しかし、5月に新プロペラ制度が始まり、同時にデカカバーの全国統一エンジンが導入された。どちらの要素でインが強くなったかは、断定できないものの、以前に比べてダッシュの伸びが止まったことは明らか。コース別1着率の順序は1→4→2→3→5→6コースと新制度前と変わらないものの、レース内容はがらりと変わってしまったので注意が必要だ。

それは決まり手の変化を見れば一目瞭然。新制度前は24.8%決まっていたまくりが5月以降は18.9%まで落ちた。その分、差し・まくり差しといった差し系のレースが増え、蒲郡の特徴であったカドまくりは激減した。つまり、現状では4=5コースのセット券はうまみがなくなったということ。今はイン以外を買うなら4-1、2-1、3-1といったイン残しの券が有効と言えそうだ。