女子選手のF2者は11人に…

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8月29日に早坂こずえが尼崎で2本目のF、31日には渡邉優美、9月4日には田村美和も同じくF2となってしまった。これで、今期女子のF2者は11人を数えることとなった。

『9月4日時点のF2女子』

横西奏恵

細川裕子

淺田千亜希

浜田亜理沙

宇野弥生

栢場優子

早坂こずえ

田村美和

渡邉優美

水野望美

坂田麻衣

期末まで約2ヶ月も残した時期にこれだけのF2選手が出るのも異例と言っていいだろう。これは女子に限らず、男子にも言えることで、新制度になってからフライング率は上がっている。

結局、新制度ペラでは未だにスタート勘が合わない選手が多い。持ちペラ制の時よりも直線で約1艇身も遅い新制度ペラにスタート感覚をシフトさせるのは容易ではない。持ちペラ制の時と同じスタートを行こうと思ったら、新制度ペラでは1艇身も突っ込んだスタート感覚で行かなければならないからだ。その感覚のズレが今、Fが多発している理由のひとつと考えられる。それはFだけではなく、逆にスリット遅れが多くなっていることも見逃せない事実だ。

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