佐々木康幸がバースデーV目指す!

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

15日、佐々木康幸は39歳の誕生日を迎える。当日は浜名湖の優勝戦に出場、バースデーVを飾れるかにも注目が集まる。準優は1号艇でまさかの2着に敗れてしまったが、優勝戦は佐々木が得意の4枠、準優の2着がむしろ幸いする可能性もある。

そもそも、佐々木は新制度になってから調子が上がっているのかは微妙なところだ。全国に先立って新制度ペラが導入された浜名湖の初節で、佐々木は1号艇で優出(2着)を果たし、新制度でいいスタートを切ったわけだが、それ以降は派手な活躍はあまり聞こえてこない。

それでも前期と比べると勝率やスタートなど、ほとんどの数字が少しずつ上がっている。同県の坪井康晴のように目に見えて好結果が出ていれば、調子の良さは明らかなのだが、地味に数字が上がっていてもなかなか気がつけないものだ。

その中で、注目どころは平均展示タイム順位。佐々木の場合は、これ(現在2.15)が大幅に上昇している。新期に入って今、派手に活躍している井口佳典、坪井、太田和美らはみなこの数字が際立って良い。佐々木も大きな結果こそ出ていないが、展示タイムが出ていることから今後の活躍にも期待が持てるのではないだろうか。

新制度は「伸びない」が合言葉になっている。つまり、伸びがつかなくて苦戦を強いられるケースが多いわけだ。ただ、そんな状況下でも展示タイム(伸び)が来る選手がアドバンテージを握るのは、ごく自然と言ってもいい。30代最後の年で佐々木が、昨年に続くビッグヒットを飛ばす可能性はまだ残されていると言っても過言ではない。まずは、次節の桐生MB記念に注目したい。