賞金上位者のF2続出…

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菊地孝平が8月2日、桐生一般戦の5日目に今期2本目のフライングを切ってしまった。この日、菊地は2回乗りで後半戦が準優1号艇だったわけだが、なんと準優前の前半戦で痛恨のFを切り賞典除外に。後半の準優は逃げ切っているだけに余計なフライングだったと言える。

菊地はダービーが終わってから60日間(12月27日まで)のF休みとなり、賞金王決定戦に引っかかるのだが、特例で賞金12位に入れば賞金王決定戦には出場可能。現時点で、菊地の賞金は4344万で7位。しかし、MB記念、チャレンジカップは出場しないので、ダービーで賞金を加算しておきたいところ。ただ、F2の身では厳しい戦いとなりそうだ。

また、女子部門の賞金4位につけている宇野弥生も5日、女子王座の最終日で2回目のフライングを切った。こちらも、最終日の一般戦ということでもったいないFと言える。本番レースで追い風が強くなったことは不運と言えなくもないが…。それでも圧巻だったのはその日の後半戦で乗った特選B。前半にF、しかも2本目という状況で5コースからなんと09のトップスタートで快勝してみせたのだ。無謀とも思えるスタートだが、宇野にとっては意地と自信、そして何よりも「私らしさ」を貫いたスリットだったのだろう。賞金の高い特選を勝ったことは大きい。賞金女王決定戦出場に大きく近づいた1勝だったとも言える。