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女子王座決定戦初出場の浜田亜理沙は、F2での参戦で苦しいシリーズとなったが、最終日にインから逃げ切ってGI初1着の水神祭を挙げた。予選道中も行くに行けないスタートではがゆい思いをしてきた。人一倍、勝ちたいという気持ちが強い浜田にとってはフラストレーションがたまったはずだ。
女子王座が終われば、90日間の休みに入る。その最終走で1号艇、浜田はやっぱり抑えるよりも勝ちたいという気持ちが勝った。「行っちゃえと思って」と放ったスタートはコンマ10のトップスタート。一見、無謀にも思えるが「早いとは思ったけど、入っている自信はありました」というほど勘自体は合っていた。最後の最後でF3の危険を恐れず自身の勘を信じて行ったスタートは立派と言えるだろう。
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