鵜飼さんに並ぶことができた~女子王座表彰式~

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若松で行われてきた「GI女子王座決定戦」は山川美由紀が見事なカドまくりを決め、女子王座V3を達成した。ここではその山川の喜びの声をお届けしよう。

司会:あなたはくじけない人ですね。

山川美由紀:本当に展開がよかったです。

司会:昨日レース(準優勝戦)が終わって、「めっちゃ悔しかった」と。

山川:はい、めっちゃ悔しかったです。

司会:夜は眠れましたか?

山川:ぐっすりでした(笑)。

司会:では、気持ちの切り替えはできていたと?

山川:そうですね、気楽でしたよ。

司会:レースを振り返ります。伸びを意識した調整にしたいとのことでした。

山川:そうですね。日高(逸子)さんの動きとか気になったんですけど、一番最高の展開になりましたね。わたしに風が吹いてくれました。

司会:スタートは09のトップSでした。

山川:これしか技がないのでね。スタート展示で1艇身ぐらいフライングをきったので、修正が大変だったんですけど、日高さんが隣にいたのでそのまま行きました。

司会:1Mに関しては?

山川:マジと思いました(笑)。こんなにうまくいくなんてね。

司会:今節全体を振り返ると?

山川:(準優で負けて)もう勝てないのかなと思ったりしたんですが、こんなこともあるんだなと思いました。

司会:ちょうどオリンピックシーズンでもあります。オリンピックから受けた刺激や影響も?

山川美由紀:毎晩、テレビで見ていて、寝るのが遅くなったりしたんですけど、力をもらいましたね。

司会:女子王座は3度目の優勝です。

山川:これでようやく鵜飼(菜穂子)さんに並ぶことができました。

司会:そしてそれにはおまけがついています。

山川:最年長ですよね(笑)。

司会:45歳10ヶ月です。

山川:日高さんの記録を抜けました。

司会:これからまだまだいけますよね。

山川:今節、鵜飼さんや日高さんがすごくがんばっていたので、すごく励みになりました。

司会:女子王座のナイター開催は初めてでした。

山川:ちょっと時計が見づらいんですけど、見づらいくらいがちょうどいいのかもしれませんね。

司会:年末には賞金女王が待っています。

山川:はい、今回12位で入ったので、そのためにがんばろうと思っていました。

司会:次の目標はそこになる?

山川:せっかく女子選手のための大きなレースを作ってもらったので、第1回はぜひ獲りに行きたいと思います。

司会:最後にファンの皆さんへ。

山川:これからも女子リーグ戦、オール女子戦、賞金女王と続きますが、女子選手への応援をよろしくお願いします。