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新制度になってからインが強くなっている傾向がある。同時にまくりは激減した。これは外の伸びがなくなってしまったのが原因と推測できるが、そんな中で江戸川は全国傾向とは逆にまくりが増加している。これによって当地は完全に波乱含みの場となっているのだ。
新制度になってから約3ヶ月、江戸川のまくり率はなんと26%を示しており、全国平均の17%を大幅に上回っている。5、6コースのまくりはほぼ決まらないのだが、2~4コースのまくりはかなり高い数字を示しているのだ。特に4コースのまくり率が高く、カドまくりが利きにくくなった新制度下では貴重な場となりつつある。
平均配当が現在8900円と高いのも穴党にとっては魅力的。また、ド本命の3ケタはわずか3.7%(全国平均は12%)とこれだけ見ても今の江戸川は穴党向きのレース場と化している。かつては日本一強いインを誇り、本命志向がかなり高かった当地は時代とともに様変わりしてきた。今回の新ペラ制度では、さらにその色を強めたと言ってもいいだろう。その波乱を起こす起爆剤となっているのが「まくり」というわけだ。
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