大村MB大賞、女子Fにより1.3億円返還
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7月11日から17日に発生したF件数は33件。そのうち、11日と17日は0だったが、15日に13件も発生してしまい、1週間で33件にものぼった。
特に残念だったのは大村GⅡ男女ガチンコMB大賞で6名の女子選手がFに散ったことと、15日の津6Rで全艇Fが発生したことだ。
先日お伝えしたように、大村MB大賞は節間目標の40億円を上回る41.7億円を売り上げ、大成功を収めた。特に好評だったのは女子戦で、男女別に行われた予選中は、女子レースの方が比較的高い人気を誇った。しかしながら、女子選手による合計6本のFで1億3587万8300円の返還があったことも見逃せない。もし無事故で終わっていたら、さらにすごい成果が残せていたことは言うまでもないだろう。
ちなみにFを切ったのは土屋千明、海野ゆかり、大瀧明日香、山下友貴、山川美由紀、向井美鈴、平山智加で、いずれも月末に女子王座を控えている面々。足かせがついた状態で大一番に臨まなくてはならないのは、何とも残念だ。
15日津の6Rで発生した全艇F、メンバーは夏山亮平、新美恵一、田川晴美、瀬川公則、赤羽大樹、黒瀬三幸。大外の赤羽がほぼ1艇身の+13、最もスリットラインに近い選手でも+05(田川)なので、全艇が完全にタイミングを見失っていたといえる。実況ではスリットを過ぎた瞬間に「全艇が早いタイミング」と伝えており、バックの時点で「1番艇、2番艇、……6番艇フライング返還欠場。レース不成立」というコールが、水面にむなしく響き渡った。これにより、424万3100円全てが返還された。
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