池田浩二、GI初タイトルから10年…

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新ペラ制度開始以降、ややパッとしない成績の続く池田浩二だが、そうは言っても今や押しも押されもせぬ艇界の実力者であることは誰もが認めるところだろう。

池田はデビュー節から1着を2本も取り、その1年後にはA級へ昇格、そしてわずか1年3ヶ月で新鋭王座に出場し3期目にはA1級へと、その成長の早さは驚くほどのものだった。またデビューから僅か2年半で笹川賞に選出されるなど、人気も伴っていた。

その池田が大ブレイクしたのがちょうど10年前の今ごろだ。GW前後の4節で3優勝とまとめ勝ちして乗り込んだ7月の蒲郡47周年。池田は342152で予選を突破、準優も1着で優勝戦は2号艇となったものの、このレースの人気は7戦6勝の1号艇・辻栄蔵。他は3号艇太田和美、4号艇柏野幸二、5号艇瓜生正義、6号艇今垣光太郎。進入は今垣が前付け2コースで池田は3コースとなった。スリットは横一線、これなら辻の逃げが決まると誰もが思ったであろうその瞬間、池田の強烈なツケマイが炸裂! 4年8ヶ月目にして池田がGIタイトルに輝いた。