オールドルーキー・竹内吉弘

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106期から選手受験年齢が大幅に拡大され、艇界にも「オールドルーキー」と呼ばれる選手が生まれるようになった。13日に誕生日を迎える竹内吉弘もその一人で、2010年11月にデビューしたばかりの107期生だが、年齢は38歳になる。

竹内は2006年全日本ロードレース選手権(GP125クラス)で年間ランキング3位、08年同大会第2戦・5戦で4位という輝かしい実績を引っ提げ、新たに設立された特別枠で受験し合格した。学校時代は107期生の最年長者として期を引っ張り、卒業時には「最年長ながら熱心に訓練に取り組んでいた。今後はバイクのプロでの経験を活かして、さらなる飛躍を」と担当教官はコメントしている。

水神祭は今年の4月22日の江戸川。デビュー1年5ヶ月目、172走目の待望の初白星だった。それまではほとんど大外、まれに5コースから進入していたが、この時は「江戸川ルール」に則り、4号艇・4コースから進入した。好スタートを切った竹内は、隣の仕掛けに乗ってまくり差しで突き抜け、初めて1着でゴールした。172走目の水神祭ということで、高い配当が期待されたが、3連単は1万3750円と意外につかなかった。しかし、2連単では30番人気の1万9800円と珍しい配当の逆転現象が起きた。