地元勢が主導権を握る戸田新鋭戦
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明日(4日)最終日を迎える戸田の新鋭リーグ第10戦は、笹川賞でSG初優出したばかりの桐生順平が優勝戦1号艇に乗艇する。
予選道中は、6戦4勝オール3連対をマークした地元の黒井達矢がポイントトップに立ったが、準優勝戦でのイン戦をものにできず敗退した。これで12Rで逃げた予選2位の桐生に優勝戦絶好枠が転がり込んだ。
桐生のエンジンはバランス型だが、突出した部分がなく、そこが本人は不満なよう。ただ、傍から見た目には十分上位級あり、SGで優出した自信と、地元の気合いが加われば、昨年の戸田お盆シリーズ以来2回目の優勝はすぐそこだ。
優勝戦のメンバーは1号艇から桐生、渡邉和将、佐藤翼、山田康二、岩瀬裕亮、島田賢人。今月末が選考締切となっている徳山新鋭王座へは、桐生はSG出場、山田はリーグ戦Vにより優先権をすでに持っている。岩瀬は勝率安全圏。渡邉は勝率38位でほぼ当確圏内。
そして5月のGWに続く2回目の優出となった佐藤は43位、これがデビュー初優出の島田は88位。初優勝がかかる地元の二人は、王座出場へ向けて優先権がほしいところ。エンジン的には佐藤が節イチを争う仕上がりなので、波乱を巻き起こす可能性は決して低くない。