~万舟~GIは準優が大チャンス!?

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新制度ペラになって初のGIが桐生と福岡で開催され、17日に優勝戦が行われた。桐生は齊藤仁が、福岡は坪井康晴がそれぞれ優勝、2人とも新制度になってから絶好調モードを見せつけている。2場の優勝戦のメンバーを見ても、旧制度では目立たなかった選手が多く優出してきたイメージもある。

『桐生優勝戦』

着 選手

1 齊藤仁

2 太田和美

3 峰竜太

4 毒島誠

5 横澤剛治

6 東本勝利

『福岡優勝戦』

着 選手

1 坪井康晴

2 白水勝也

3 湯川浩司

4 濱野谷憲吾

5 三嶌誠司

6 中村有裕

少なからず制度変更によって記念戦線の勢力図に変化が表れていると言っても良さそうだ。結果的には2場ともインが勝って順当だったわけで、とりわけレースに変化がみられなかったようにも思えるが、実際にレースを見ていると数字以上にインは厳しいように見える。特にイン絶対の準優で、その傾向は目立った。桐生の準優で6コースから東本勝利が、地元の御大・江口晃生のインを破って9万円を演出したのもそのひとつだろう。

準優はインが強い。これ自体は仕方のないところ。GIでは約6割がインで決まる。ただ、重要なのは残る約4割がどこで決まるかということ。最近1年のGI準優の成績を調べると2コースから順に9.4%、4.3%、7.8%、7.8%、7.0%とほとんどどこが勝っても不思議のない状況なのだ。しかしながら、人気は内コースから売れていく。ならば、穴党にとって外コースを狙わない手はないだろう。