松井繁のFで途切れた記録

1週間前の当欄では、期間中(4月12日～17日の1週間)のフライングがわずか9件しかなかったとお伝えした。しかしその記事を掲載した当日(4月18日)になんと13件ものFが発生した。この中には松井繁、吉川元浩ら銘柄級が含まれている。

松井のF休み期間は6月25日～7月24日で、尼崎のオーシャンカップが選出除外となった。これで全選手の中で唯一続けていた同大会の皆勤賞が止まり、07年11月チャレンジカップからのSG連続出場記録も芦屋グラチャンまでの37でストップすることになった。もちろん松井にとってSGは、出場よりも優勝することが目的。それだけに準地元で行われるV3と相性のいいタイトルに出場できないことは、大きなチャンスを棒に振ってしまったと言わざるを得ない。

吉川はF2になり、6月15日～8月13日が休みとなった。これで予備3位のグラチャンとオーシャンカップがアウト。2期前もF2で苦しんだだけに今回もリズムを取り戻すには時間がかかりそうだ。

松井らと同じ18日に芦屋新鋭リーグ戦の6Rで照屋厚仁、葛原大陽、井内将太郎による集団フライングが発生した。このうち葛原と井内はF2に…。また葛原は9月に徳山で行われる新鋭王座の選考ボーダー上につけていたが、このFで事故率オーバーが確定し、王座出場は次回以降に持ち越しとなってしまった。

なお、4月18日から24日に発生したフライングは25件だった。

＜4月18日から24日のF一覧＞