新鋭選手たちの級別勝負駆け状況

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4月は2012年後期級別審査期間の最終月で、各級別のボーダー付近の選手にとっては、来期ひとつでも上の級別で走るため、勝負駆けを挑んでいる。

4月8日現在の級別ボーダーは、A1が6.25、A2が5.41。98期以降の新鋭選手のなかで、A1勝負がかかるのは、船岡洋一郎(6.30)、黒井達矢(6.27)、秦英悟(6.23)、大池佑来(6.21)、松尾昂明(6.14)、鶴本崇文(6.10)ら。

船岡は明日(9日)児島の優勝戦に3号艇で乗艇する。その後18日から始まる芦屋の新鋭戦、28日からの宮島GWと続く。近況の流れを見ていると、A1復帰は堅そう。

黒井は試練のびわこGⅡ戦(18日~)が待っている。記念クラスの選手を相手に自身初のA1昇格をもぎ取ることができるだろうか。

大阪の秦と鶴本は、三国新鋭戦(12日~)、27日からの住之江GWという流れ。全国屈指の強豪支部である大阪の地元戦は厳しい戦いが予想されるだけに、なんとか三国の新鋭戦でポイントアップを図っておきたいところ。

新鋭王座の優出で全国へ名前を打った大池と、同レースのチャンプ・松尾が勝負駆けに。大池は明日の下関新鋭戦1、10Rに出場し、F休みに入る。1Rはシード番組だけに絶対に勝っておきたい1戦。後半は選抜戦だが、こちらでも意地を見せたいところだ。一方の松尾は芦屋の新鋭戦から、30日の芦屋GWを走る。思い出の芦屋だけに結果を残して、A1復帰を果たしたいところだ。