～万舟～向かい風なら「大」万舟を狙え!

集計期間の万舟率は19.8％、今年としてはやや高めの数字だった。先週お伝えしたように、春になってくれば気温の上昇や風の影響で万舟の出現は増加する。

高配当ランク1位になったは、25日に行われた尼崎の8Rだった。その日は、朝から強い向かい風が吹いており波乱含み。同レースは1号艇にA1級の折下寛法を配したことで人気を背負っていた。しかし、外にはA2級が3人、B1級でも上位レベルの選手が2人と、元々そこまで固い番組ではなかったと言える。それに加えて悪天候となれば波乱も予想できただろう。向かい風ならば、セオリー通りセンターからのまくりを狙うのが有効。このレースでも3コースのまくりが決まった。内を完全に叩いたことで、2、3着も外を連れてきて大波乱の決着となった。最近はまくりが決まっても2着にインが残るケースも増えているのだが、やはり向かい風となるとスリット後に完全に叩かれることが多いので、思い切って相手も外の人気薄を狙っても面白い。時には「大」万舟ゲットなんてこともあるだろう。