澤大介につきまとう勝負の代償

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19日、津の一般戦3日目に澤大介が今期2本目のフライングを切ってしまった。これで来期は、スタートから約2ヶ月間休まなければならなくなった。

澤のようなチルト3度使いの選手は、どうしてもフライングを切りやすい。伸びを最大限生かさなければ意味がないので、全速でスリット通過することが最低条件になる。タイミングよりも全速通過がより重要で、選手心理から放りづらい状況と言ってもいい。スリット手前で、チルト3度の加速はマックスになる。最高速度は時速85キロ以上に達することもある。そんな状況下で、10分の1秒以下を体感するのは、ほぼ不可能と言ってもいいだろう。ほんの少しの風や波が影響することもあり運、不運がスリットオーバーに繋がる事も。