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3月12~18日に行われた優勝戦は17場、その期間の優勝者は以下の通り。
14日に行われた丸亀一般戦の優勝戦で中岡正彦が優勝を飾り今年早くもV4を達成、今年の優勝回数ランキングで単独1位に躍り出た。優出回数では安田政彦が1位(7優出)だが、未だ優勝はゼロ。中岡の場合は5優出で4優勝というのだから、効率の良さと勝負強さは目を見張るものがある。
中岡は乗り出すと強い。デビューからの通算成績でも162優出47優勝と優出した時の優勝確率が高い選手だ(約3回に1回優勝)。今年は1月に常滑で完全V、2月に福岡でオール2連対で優勝など手につけられない強さを見せることも多い。今年に入って特に目立っているのがスタート力で、現在平均スタートは0.13、スタート切れ順も1.84と猛烈な早さを誇っている。
デビュー6期目にしてA1級に昇格し、それ以来24期連続でその座を守っている中岡だが、記念での活躍は多くない。それでも今年は、勝率8点台をキープし、デビュー以来最高の気配を見せている。この調子が続けば、未だ果たせぬGI初優勝(優出は4回)のチャンスが必ずどこかで訪れるだろう。
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