賞金王はできすぎ、去年が実力～三国MB大賞表彰式～

三国の「GⅡモーターボート大賞」は、平本真之との激戦を制した中島孝平が地元ファンの待つ表彰の舞台へ戻ってきた。ここでは優勝インタビューの模様をお届けしよう。

司会:すごかったですね。

中島孝平:そうですね、はい。

司会:ゴールした時の心境は?

中島:すごくうれしかったです。ここ最近リズムが悪かったので、優勝戦に乗れただけでも気持ちが楽になりましたね。

司会:優勝戦は準優勝戦とは大きく風が変わりました。

中島:横風よりはどちらかの方向へ吹いてくれたほうがよかったのです。またピット離れで濱野谷さんが遅れて、進入が入れ替わったのでチャンスはあるような気がしていました。まぁカドの4コース自体は想定外でしたけど。

司会:道中はどういう気持ちで走っていた?

中島:バックで3艇ラップになっていたから、大事に回りすぎたらやっぱり平本君に差されましたね。完全にやってしまったと思ったんですけど、その後はうまく回れましたね。

司会:優勝を確信したのは?

中島:2周2Mを先に回って、平本君との差が開いたので、次のコーナーをミスしなければと思いました。

司会:昨年後半はフライングで苦しみました。今回優勝できたことでホッとした気持ちも?

中島:賞金王を取った年はできすぎでしたし、去年が本当の実力でしょう。なので、それよりは良くなればと思っています。

司会:これで来年総理杯の権利を獲得しました。

中島:これが一番うれしいかも(笑)。

司会:また総理杯といえば、次節出場します。

中島:ここ最近SGで結果が残せていないので、いい結果を残したいですね。

司会:地元でタイトルを取るというのは?

中島:たくさん声援がいただけるので、ありがたいですね。

司会:最後にファンの皆さんへ。

中島:SGで頑張る頑張ると言っておきながら結果が残せていないので、今度こそ結果が残せるように頑張ります。