<児島攻略コラム④>干潮時のイン有利を狙え!地元選手が語る秘策とは? / 風と潮回りを極める

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向かい風

児島における風向の基本は向かい風。季節別でいうと、夏は9割、春秋は7~8割、冬は5割。
向かい風のセオリーはまくりだが、データを見るとそうとも言い切れない。まず、1~2mの微風の時はイン鉄板。60%を超える1着率で、相手探しのレースとなる。セオリーを加味すると握って回る①-③が有利に思えるが、インもスピードを持って回るため、2コースの差し幅が広く、①-②決着も少なくない。
3~4mになるとセンターまくりが増え、3・4コースが台頭する。そしてさらに強風になると、イン1着率は34.7%までダウン。3~5コースの1着率が激増する。穴党大注目のコンディションだ。

追い風

年間を通して追い風が吹く割合は3割程度。冬が最も吹く割合が高い。
セオリーは差し有利。決まり手出現率を比較すると、向かい風では12.3%だが、追い風が吹くと17.5%と大きな差になっている。その分、まくりとまくり差しは向かい風の時の方が強い。
風速別で見ていくと、イン勝率は52.1%~59.3%。向かい風ほど乱高下することはなく、傾向は安定している。そして差しが基本の2コースの1着率が高い。特に3~4m時に決まりやすいようだ。
回収率で見ると、5m以上吹いているときの5コースが狙い目。1着率7.5%で、回収率は113.3%。まくり差しの突き抜けに要注意だ。

干潮時の傾向

瀬戸内海に面する児島は、全国的に見ても干満差が大きな水面。干潮時と満潮時では最大3mといわれる水位差がある。
干潮時は向かい風のセオリーに似ている。地元選手に特徴を聞くと「水面が落ち着いて、内側のコースが強い。調整は直線を求める」(入海馨)、「乗りやすい」(勝浦真帆)、「逃げを決めやすい」(茅原悠紀)、「干潮のインは握って回れるから好き」(山口達也)など概ねポジティブなものが多いが、その一方で「干潮時は水面が良すぎて外からだと勝てる気がしない。それだけイン優勢だと思います」と森定晃史は難しさを語った。

満潮時の傾向

満潮時は水面がボチャつくため乗りづらい。握って回ると操縦が難しくなるので、落として回るのが基本。児島ならではの特徴はあるのだろうか。こちらも地元選手の声を拾ってみた。「満潮時は思い切ったレースというより、丁寧なレースを心がけます」(吉田拡郎)、「まくりに行くと、1マークの出口で流れます。2マークはとっても乗りづらいです」(堀之内紀代子)、「満潮時はアウトコースだと乗りにくいけど、思い切ってレースすると意外と結果が出ることもあります」(末永由楽)、「満潮時は水面が悪く、インコースの舟が流れる傾向があるので、2コースがいいです」(山本修一)と乗り心地がカギになるようだ。