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全レースの平均イン1着率は55.3%だが、レースごとに見ていくと、43.5%(3R)~79.6%(12R)と信頼度に大きな差がある。各レース別の傾向を追ってみよう。
8Rまでは企画レースを除いてインが弱めの展開が続く。2・3RはオールB級戦やA級が組まれても外枠という番組傾向。B級選手のイン戦は基本的に信頼度は低めだが、外も決め手を欠くため、“消去法”的に逃げることが多い。そのため、インからでもそこそこの配当が見込まれる。万舟出現率も23~24%と高い。
素直にインが弱いレースを狙う手もある。3Rは2~4コースの1着率の合算が1コースを上回るだけでなく、6コースの1着率も5.1%と異次元の数値を記録する。万舟出現率が23.8%と高く、大外からビッグな配当を狙い撃ちたい。
7・8Rは2コースの1着率が20%近く、舟券的には②-①③と絞れるので、中穴狙いにうってつけ。
9R以降はイン1着率が50%を超え、11Rは70%、12Rは80%と飛躍的に信頼度が増す。配当傾向を見ても3桁配当の出現率が非常に高い。こうなると本命党は、インでアツい勝負ができるだろう。
ファンにはおなじみとなったオリジナル展示情報。従来の「展示タイム」に加え、「一周タイム」、「まわり足タイム」、「直線タイム」の4種のタイムから、多角的に機力評価ができるようになったと好評だ。
では、その信頼度はいかほどなのか。これまでなかなか世に出ることがなかった各データの順位別入着率を大公開!驚きのデータとなった。単純比較で信頼度を順位付けすると以下のようになる。
タイム順位1位の時、驚きの1着率となったのが直線タイムと一周タイム。直線は37.2%、一周は35.8%。枠番不問でこの数値。インであればより信頼度は強固なものとなり、センター・アウトでこの二つのタイムが赤く(1位)なっていれば、好配当が飛び出す大チャンスだと言えよう。
展示タイムの信頼度は全国平均並み。ただ、飛び抜けた一番時計(目安は半艇身0.07以上)を掲示した場合は、グンと信頼度がアップするので、順位以上にタイム差に注目しよう。
全てのタイムが1位だと「オールレッド」や「レッドカーペット」などと言われるが、その時の1着率は50%を超える。しかもインであれば約80%の鉄板クラスの信頼度となる。
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