~多摩川SG第24回チャレンジカップ&レディースチャレンジカップ優勝戦展望~

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辻栄蔵

グランプリ出場をかけた白熱の激闘が続いたSG「第24回チャレンジカップ」の準優勝戦。勝ち抜いた6強により、明日(28日)12Rに優勝戦が行われます。また、予選が5日間あったGⅡ「第8回レディースチャレンジカップ」も、年末のクイーンズクライマックスの出場権利を目指す戦いの末、優勝戦に駒を進めた6選手が決定しました。

それでは、今回の「実況アナの穴目八目」のコラムは、SG「第24回チャレンジカップ」&GⅡ「第8回レディースチャレンジカップ」の優勝戦展望をお送りします。

まず、GⅡ「第8回レディースチャレンジカップ」優勝戦のメンバーは、①遠藤エミ平山智加西村美智子鎌倉涼細川裕子大山千広。過去に、レディースチャレンジカップ3度の優勝を経験がある遠藤選手が、優勝戦の1号艇を手にしました。

進入は、123カド456の枠なり想定です。ここは、勝負強さという面では、絶対的なものを秘めている遠藤選手。スタートがバチバチ決まっている西村選手や、クイーンズクライマックス出場の目イチの勝負がかかる鎌倉選手の存在は怖いものの、これまでの実績を加味するとインからの速攻でケリをつける可能性は高いと読んでいます。

そうなると、相手は誰になるか?ということですが、西村選手の仕掛けに乗る鎌倉選手、あるいは大外ながら実力では上位を誇る大山選手のどちらかが、次位争いに喰い込んでくると私は見ています。

したがって、本線は1-4-流、1-6-流の8点。押さえに、大山選手の3着付けで1-流-6。イン逃げを避けたい穴党ファンは、4-6=流の8点を推奨します。

続いて、SG「第24回チャレンジカップ」優勝戦のメンバーは、①辻栄蔵瓜生正義新田雄史桐生順平中島孝平山口剛。予選トップ通過の辻選手が準優を突破出来るかが、私の最大の注目点でした。1周1Mで辻選手のターンが膨らんで、池田選手の差しが入ったと思った瞬間、ターンマークに接触…。結果、辻選手がパワーで押し切って、優勝戦の1号艇を手にしました。

こうなると、今シリーズの最高潮の勢いに乗った辻選手が、優勝戦で一気に逃げ切る公算が高いと私は見ました。

相手は、準優で峰選手や寺田選手との接戦を制し、道中の粘り強さを披露した中島選手と、大外枠でもリズムの良さが光る山口選手が2、3着争いに絡んできて、美味しい配当を提供してくれると私の心は期待感でいっぱいになっています。

そこで、フォーカスは1-5=流、1-6=流。特に、1-2-5と1-2-6を厚めに勝負することをおススメします!!

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。