【ジジー放談】~ジジーの祭典~
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今月のお題
- マスターズCを振り返って…
- 23年度も売り上げは過去最高
- SG等の賞金額が増額される
マスターズCを振り返って…
タナカ:この話をしているのはまだマスターズチャンピオンの4日目なんだけど、ジジーの祭典とも言うべきレースなんで触れておこうか。
ヤマ:ジジーの祭典であってほしいという願望はあるんだけど、ここ数年はより"新人"が活躍するようになってるよね。
タナカ:ジジー界の新人ね(笑)。45歳だと、そんなにジジー感はないんだよなぁ。
ヤマ:そうなんだよ。去年は井口佳典、3年前が原田幸哉、そして今年はこのままなら菊地孝平が優勝しそうでしょ。最年少が優勝するタイトルになりつつある。
タナカ:体力的なことを考えれば当然有利なんだろうけれど、それにしてもこう続くとねぇ。
ヤマ:勝率で出てくるのはほとんどがSGでも活躍できるようなメンバーだよね。以前はマスターズリーグ戦優勝で出てくる選手がダークホースとして大会を盛り上げるという構図があったけれど、それがだんだん困難になってきた。
タナカ:そうだね。そもそも今年は例年に比べてリーグ戦からの出場選手が少なめだった。
ヤマ:しかも予選を突破したのは西島義則だけでしょ。まあ、そもそも西島は勝率でも出場できたわけだけど。マスターズリーグ優勝者の活躍がないと、どうしても記念やSGと変わりないようなメンバーになっちゃうよね。
タナカ:うんうん。その中で62歳になってもなお元気な西島は、あらためてすごい選手だと思った。
ヤマ:そうだね。
タナカ:ひとつ残念というか、マスターズならではの魅力を損なっているなと思ったのはエンジンがまだ2節しか使われていなかったから、思い切った整備ができずに整備巧者の腕が発揮しづらかったんじゃないかってこと。
ヤマ:こじつけかもしれないけれど、そういう状況だとよりSGに出場しているようなメンバーが有利になるのかもしれないね。素性がよく分からないエンジンでもパパッと特徴をつかんで、仕上げることができる。それに整備で大きく上積みできない分、現時点での技量差が大きく出てしまうことになって、結果的に若い選手が有利になるという面があったのかも。
タナカ:なるほど。超ベテラン勢の代表格と言える田頭実と江口晃生が途中帰郷してしまったのはとくに残念だったね。
ヤマ:その2人は個性もあるし、レースを予想する上ではキーになる選手だからね。確かにもっとレースを見たかったというのはあるな。個人的に印象に残ったのは今年デビュー組の金田諭。どんなメンバー相手でも、相手なりに走る選手って印象があったんだけど、ここでもそれを実証してくれた。
タナカ:予選12位か。今年は金田の地元の戸田でダービーがあるし、より強い気持ちで走れているのかもしれないね。
ヤマ:相手なりに走るというと上平真二がかつてそういう存在だったと思うけど、上平は今や一線級と言ってもいい存在になったよな。
タナカ:個人的には初日のイン戦で一番安心して買えたのが上平だった。
ヤマ:上平や金田は予選を突破したけど、瓜生正義、白井英治が予選敗退した。
タナカ:安定感がある白井が準優漏れしたのは意外だったな。
ヤマ:今回はレベルが高かったと言えるかもしれないね。
タナカ:原田は大村周年で勝って一息ついたんじゃないかって気もするけど。勝って大村オーシャンカップの出場も決めたからね。
ヤマ:それはそうかもしれない。
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