【ジジー放談】~チャレンジカップを振り返り、GP出場メンバーを見て思う~

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今月のお題

- チャレンジカップを振り返る
- GP出場メンバーを見て思う
- クイクラの行方はどうなるか!?

チャレンジカップを振り返る

タナカ:いつもはその月のSG開催前にやることが多い当ジジー放談。今回はチャレンジカップ終了直後にやろう、と。というわけで、まずはチャレンジカップについて振り返りますか。

ヤマ:チャレンジカップで強く印象を残したのはやっぱり今垣光太郎だよね。今垣が大車輪の活躍をして予選トップで準優1号艇。しかし峰竜太に差されて優勝戦は4号艇になってしまった、と。

タナカ:そしてその優勝戦ではピット離れで遅れてしまい…。

ヤマ:ダッシュに引けずに、スローの4コースになっちゃった。あの時点で片岡雅裕が逃げる確率がかなり高くなったよね。その意味では片岡にとっては恵まれた展開になったとも言える。

タナカ:確かに。

ヤマ:まあ微妙なところだよね。今垣は6着完走でもグランプリに出場できるという状況になっていたから…。

タナカ:4カドになっていたら、Fのリスクも高まったかもしれないけど、結果的にはグランプリ出場権は得られたわけだ。

ヤマ:今垣自身はグランプリ出場については意識しないと言っていたようだけどね。いずれにしろ、チャレンジカップは今垣が中心に回ったというのが第一印象としてはある。

タナカ:今垣にしたら、グランプリ出場より、地元SG優勝により価値を感じていたでしょ。

ヤマ:そうだろうね。というのも今垣の地元の三国は、しょっちゅうSGが開催されるようなレース場ではないし…。

タナカ:前回開催からは8年、その時は17年ぶりのSG開催だった。

ヤマ:そう考えると今垣にとってはこれが最後のチャンスという可能性もあるよね。準優で峰に差されてしまったのが、返す返すも痛かった。

タナカ:今垣は予選最終日、前半は1号艇で抜かれて2着、後半は3周2マークで抜かれて2着から3着になっていたでしょ。足的にはそれほどいい状態ではなかったような気もする。

ヤマ:確かに完璧ではなかったのかもしれないね。

タナカ:ただ、冷静に考えると54歳の今垣があの活躍というのはすごいことでしょ。

ヤマ:SG予選トップの最年長記録を更新したわけだからね。残念という気持ちと、よく頑張ったという気持ちが半々という感じかな。そして優勝した片岡は2年連続でのグランプリ出場を決めた。今年序盤の雰囲気からすると、よくぞ間に合ったと思う。