沖縄出身の"うちなんちゅレーサー"たちの知られざる生態

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MC
打越晶

Guest
前川守嗣
仲本舜
城間盛渚
嘉手苅徹哉

▼打越晶
元63期のボートレーサー。同期には今垣光太郎滝沢芳行などがいる。現在は主にボートレース福岡のYouTube配信で解説者として活躍。BTSでの予想会の情報等はこちらからチェック。

▼前川守嗣 91期
同期には山口剛三浦永理など。全国ボートレース甲子園には6回すべてに出場(皆勤選手は前川を含め8人)。次回も出場目指す!

▼仲本舜 130期
デビューは22年5月。前川と同じペラグループ「我勝手隊」に所属。目標は「今はガマンの時ですが、事故点が消えたら優出目指す!」。

▼城間盛渚 131期
デビューは22年11月。師匠は小池公生。目標は優出と話すと前川から「優出?」とツッコミ。「優出したら優勝します!」と宣言した。

▼嘉手苅徹哉 132期
デビューは23年5月。師匠は前川守嗣。取材前の8月21日にデビュー初1着を飾った。目標は「今はまだB2級なのでまずはB1級になれるように頑張ります」と話す。

17年半ぶりの沖縄出身選手

打越:まずは嘉手苅クン、水神祭おめでとう!

嘉手苅:この取材に間に合って良かったです(笑)。

前川:児島のお盆開催だったから、いいメンバーもいたよな。

嘉手苅:GI覇者の入海(馨)さんがいました!

打越:おお~!いいねぇ。

前川:山口達也もおった。

嘉手苅:はい。モーターに助けられました(笑)。

打越:でもそれだけいいメンバーを相手に勝てたら自信になるね。

嘉手苅:はい。といっても本当にモーターさまさまでした。

打越:本当におめでとう。さて、今回は沖縄出身のレーサーに集まってもらったわけだけど、まずはつぐちゃん(前川)、そもそもどうしてボートレースを知ったの?

前川:自分は高校を卒業して、福岡の専門学校に入ったんですよね。その時に同級生に福岡ボートに連れていってもらって知りました。

打越:なるほどね。

前川:その時、優勝戦の後にウイニングランをしているのを見て、知らない人におめでとうと言ってもらえる仕事って格好良いなと思いました。

打越:その時、ウイニングランをしていたのがまさか僕だったりするのかな(笑)。

前川:誰やったんすかね、覚えてないです。

打越:そこは「打越さんでした」って言っておこうよ(笑)。

前川:ハハハ(笑)。確か「我勝手隊(※打越さんが所属していたペラグループ)」の何かを着ていたような気もします(笑)。

打越:嘘つけ~!

一同:(爆笑)。

打越:それで選手になろうと思って、どうすればなれるのか具体的に調べたりしたの?

前川:レース場にパンフレットが置いてあったので、それを持ち帰って読みました。その時は専門学校の寮に入っていたんですけど、寮の先輩とかからも、身長的に合うだろうしなったらいいと言われて応募しました。

打越:へえ~。

前川:たまたま1回で受かったんで頑張ろうと。

打越:福岡支部以外の選択肢は考えなかった?

前川:なかったですね。

打越:当時は沖縄出身の兼島敏弘さんや松堂留美さんもいらしたし、田村美和さんにしてもみんな東京支部だったでしょ。

前川:そう言われればそうですね。

打越:東京支部に所属することは考えなかったの?

前川:それはまったく考えなかったです。福岡ボートを見ていたので、福岡が好きですね。

打越:沖縄出身の選手は久しぶりだったわけだよね?

前川:そうですね。最初はけっこうチヤホヤされました(笑)。レース場に行く度に「お前、沖縄なんだろ?」って声をかけてもらったり…。そういえば兼島さんには初めて会った時に黒砂糖をもらいました(笑)。

打越:ハハハ(笑)。

前川:昔の浜名湖の宿舎に戻るバスの中で、黒砂糖を渡されて…。

打越:いい思い出だね(笑)。

前川:本当に久しぶりの沖縄出身の選手でしたからね。

打越:田村さんが直近の先輩になるわけ?

前川:今ですか?

打越:デビュー当時から。

前川:そうですね。田村さんがたぶん直近の先輩ということになると思います。だいぶ出てきてないですね。

打越:田村さん以来となると、17年半ぶりになるのか。