毒島誠
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グランプリを獲る"覚悟" ~毒島誠 SPECIAL INTERVIEW~

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クラシックで久々SGV

やっぱり関東開催だったじゃないですか。お隣の準地元なので、頑張りたい気持ちが強かったです。ただ、引いたエンジンはほんとに良くなくて、序盤からバタバタでした。だいぶ手を入れましたが、日に日に良くはしていくことができました。優勝戦は出足に寄せていたので、伸びはすごく弱かったです。それはしようがないことですが。自分の仕事がしっかりできるセッティングにして臨みました。

優勝は20年のチャレンジカップ以来ですから、3年4か月ですか…。長かったですね。正直、もう獲れないのかなって思っていたので。GIは勝っていましたが、周りにはSGを勝てていないと不調というか、もう終わったんだろうなって思われるというか…、僕自身もありましたから。

勝てない葛藤はありました。というかSGを勝てないというよりも、記念で結果が出なかったんですよ。(21、22年も)GIを2回優勝していますけど、それ以外はほぼ優出もしていなかったので。なので実力が落ちてきたな、と。スランプとかじゃないです。もう自分の実力がなくなってきたんだと思いました。スピードだったり、レーススタイルだったり。業界にとってはいいことですが、強い若手が出てきたり。グランプリに出ても、ここ2年は1stで敗退でしたし。苦しかったですね。