「2万個の壁がある」GIウイナー中村日向が語った“トップとの差”

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若手のレースは面白い

ヤングダービーへの最後の勝負駆けでもあるレースが、イースタンヤングとウエスタンヤング。今年はイースタンヤングが多摩川、ウエスタンヤングが芦屋で行われました。芦屋は周年が昨年度は8月に行われましたが、今年度は2026年の1月開催、そのため今年の最も注目度の高いと言ってもいいレースでもありました。大会連覇中で地元の大将格と見られていた新開航選手やSG覇者の定松勇樹選手、GI2Vの末永和也選手、そして昨夏に芦屋周年でGI初Vを果たしていた入海馨選手ら主力と見られていたレーサーが軒並みF休みで出場できないという状況に、開幕前はやや小粒感が否めないメンバー構成でしたが、始まってみれば何とも面白いレースの連続でした。

井上泰宏

1986年生まれ。福岡県北九州市出身。大学卒業後ボートレース関係の会社に就職。2015年から日刊紙記者としてボートレース若松を担当後、2020年からボートレース芦屋に常駐。趣味は釣り。車のシート下に餌が転がり込んだことに気づかず、しばらく異臭を放ち続けたのがトラウマ。